覚えておきたい!認知症の人の問題行動への対処法

認知症の人に不快な思いをさせないように!

認知症によって引き起こされる問題行動は、ただ叱ったり禁止したりしても治まるものではありませんよね。認知能力が低下している認知症の人は、「なぜいけないのか」「なぜイヤがられるのか」を理解することが難しいからですね。また、理由は何であれ、認知症の人に不快な思いをさせてしまうと、症状の悪化や新たな問題行動のきっかけになったり、介護する家族との信頼関係が傷ついたりすることもありますので、注意が必要ですよ。

認知症の人の言い分を受け入れよう!

介護者の基本は、認知症の人の言い分をいったん受け入れてから、認知症の人が納得できるように対応することですね。その際、驚きや苛立ちなどを表に出さないように気をつけましょう。たとえば「会社に行く」と家を出ていこうとするなら、認知症の人の言うことを否定したり、事実の説明をしたりするのは逆効果ですよ。それより、「でも今日は日曜だからお休みじゃない?」などと調子を合わせてみましょう。受け入れられたという安心感から、すんなり納得してくれることもありますよ。

症状によっては薬物療法も!

認知症の人のすべての問題行動が、家庭での対応によって解決できるというわけではありませんよね。認知症の人との接し方を工夫するなどしても問題行動が続いてしまう場合には、薬物療法が有効になることもありますので、医師に相談してみるとよいでしょう。また、介護者(家族の場合は介護の中心になる人)と認知症の人との相性も無視できませんよね。どうしても相性が悪い場合には、可能であれば、介護の中心となる人をしばらくの間交代してもよいでしょう。

介護や福祉の仕事はとても大変なことがたくさんありますが、非常にやりがいのある仕事です。介護や福祉は、これからさらに需要が高まってくるので、やりがいのある介護の求人も多くなっていきます。